低反発枕と高反発枕の違い

今回は低反発枕と高反発枕について。人気の高い２つの枕ですが、それぞれに長所と短所があって、使う側としてはどちらを使っていいのか悩ましいところです。

主にウレタン素材を使用しています。文字通り反発力が低く、押すとゆっくりと戻ってくるのが特徴です。頭部へのフィット感が抜きんでており、寝心地の良さが最大の長所と言えるでしょう。ただし、どうしても枕にのせた部分が沈み込んでしまうので、反発力が低いものほど寝返りが打ちにくいという短所があります。

こちらの素材はウレタンに加え、ラテックス、ファイバーの３種類が主に使われています。低反発枕とは逆に押してもすぐに復元します。ほとんど変形しないため、自分の体に合った枕を選ぶことが重要になります。寝返りが打ちやすく、理想的な姿勢をキープしやすいという長所があります。

枕は毎日使うものなので清潔を保ちたいところ。ウレタンやラテックス素材には洗濯が出来ないタイプが多いので注意が必要です。素材によっても特徴があり、ラテックスのゴム臭が気になる、ファイバーの硬さが苦手などの人は、これらの素材は避けた方が良いかもしれません。