正しい姿勢で寝ることで、猫背は改善される可能性があります。そのためには自分に合った枕を使うことが大切になりますが、その理由について、お話していきます。
猫背になってしまうと
耳慣れた猫背という言葉ですが、医学的には円背(えんぱい)と言います。簡単に説明すると、脊柱が前に倒れた状態を指します。上の背中が丸くなってしまい、首が前に出て、姿勢が悪く見えます。それだけではなく、首や肩こりの原因になることもあります。
猫背のタイプは大きく分けて2つあります。1つは単に姿勢が悪いことで猫背になっているもの。こちらについては、比較的簡単に治せることが多いです。もう1つは骨粗しょう症などの病気や、老化による筋力低下など、何かしらの理由があって引き起こされるもの。これらに関しても全く治らないということはありませんが、専門家の意見が大切になるところなので、お医者さんなどに相談することをおすすめします。
枕が原因で猫背になる?!
猫背になる人の多くが、単に姿勢が悪いという理由だけで、そうなっています。その場合、意識して正しい姿勢を保ったり、ストレッチをすることで改善が見込まれます。また、正しい姿勢で寝ることだけでも、朝には体がリセットされているので、改善につながります。
海老のように丸まって寝ているという人がいますが、正しい姿勢で寝ることを心がけましょう。「枕が合わないことで、いつの間にか外れてしまい、海老のように丸まって寝てしまっている」という人が多いので、そういう人は猫背にならないためにも、自分に合った枕を使うことが大切になります。